top of page
執筆者の写真山崎泰央

アクティブラーニングをやってみたけど失敗しました

「アクティブラーニングを導入して失敗した」こんな話しをよく聞きます。

アクティブラーニングの失敗研究なんてあるくらいですから。失敗する人って多いんでしょうね。


そもそも、新しいことに挑むときは、うまくいかないことなんて普通の出来事です。次から改善すればいいのです。ですから、一度やってみてうまくいかなかったことを、失敗と判断してしまう思考こそが問題だと思います。


とはいえ「アクティブラーニングを導入しようとして失敗しました」という場合を想像すると、何かマニュアルやツールがあって、それをやってみてうまくいかなったということでしょう。


この場合、2通りの失敗が考えられます。

ひとつは、その通りやろうとして失敗するケース。

もうひとつは、その通りにやらずに失敗するケース。


矛盾してますね(笑)

では、詳しくお話しします。


前者は、マニュアルなどに頼り過ぎのケースです。

このような人は結果を早く得ようとするため、マニュアル通りに物事が進まないと「上手くいかない、失敗した」と思ってしまうのです。初心者によくあるケースです。


この場合、その場に合わせて柔軟に判断し、時間配分を変えたり、少し内容をかみ砕いたりと、臨機応変に対応できないことから起こります。要はファシリテーション能力に欠けているのです。


後者はアクティブラーニングに少し慣れて、新しいメソッドを取り入れようとした時に起こります。新しいメソッドを習ったにもかかわらず、自己流にアレンジして失敗するケースです。

何か新しいメソッドを取り入れる時は、1回は忠実にやってみることが必要です。1回やってみたうえで、学生たちの表情や動き、会話などの様子を観察してから、次回に自分なりに手を加えることをオススメします。


どちらにしても、自分の能力の過信から起こることです。まずは謙虚に、そして基本に忠実に取り組みましょう。






閲覧数:57回

最新記事

すべて表示

《宮城県各大学の新型コロナウイルス対応(4月11日10時現在)》

※※4月12日現在宮城県の感染者が50人を超えました※※ 学都仙台コンソーシアム加盟15大学のWebページから情報をまとめました。 オンライン授業は7大学に増えていました。対応を表明している大学は以下のとおりです。 【宮城大学】【宮城教育大学】【宮城学院女子大】【東北福祉大...

コメント


bottom of page