対話の場づくりを重視してきたフォーラムですが、アンケートの結果はいかに。
ここでは選択式の質問についてまとめておきます。
まず「自分のアイデアや意見を話すことができましたか」という質問に対して、回答者の97%が「話せた」と答えていました。これは第1回のフォーラムと変わっていません。
さらに「本音を話せた」との回答は35%あり、前回よりも11ポイント増えていました。
次に「新しい気付きや発見はありましたか」という質問については、回答者全員が「あった」と答えており、そのなかで「想像しない気付きや発見があった」が16%ありました。この割合も前回とほとんど変わっていません。
三つ目の質問は「同僚やお知り合いに、当フォーラムを薦める可能性はどれくらいありますか」から「ネット・プロモーター・スコア(NPS)」を求めました。
回答者に0~10までの11段階で評価してもらい、0~6までを「批判者」、7~8を「中立者」、9~10を「推奨者」として、で推奨者から批判者の割合の差を-100~+100で表します。
今回の結果は+14で、前回のNPSの+1と比べて、かなりスコアが改善されています。この数値の評価は業界ごとに違い、他の同様なイベントの指標がないのでなんとも言えませんが、次回のフォーラムに、他の誰かを誘って来てくれる率は高くなったのかもしれません。
この質問では理由も聞いています。
「推奨者」スコアの回答者からは、
「とても実践的で、この話をできる仲間が増えるとありがたいとおもいました」
「学校の先生のお話や様々な目線から子供達を見つめる事ができとても学びになりました」
「他校種の先生方との交流が予想以上に刺激になりました」
というように、自分の満足感を示す意見が多かったです。
一方で「批判者」スコアの回答者からは
「基本的に主体性を有する人であれば私がすすめなくても参加すると考えたからです」
「新たな方法を探ることにパッシブな人の方が多いため」
というように、主催者ではなく参加者に対する批判めいた視点が感じられる意見がありました。
そのほか、「敬遠するタイプの教員もいるので(ワークショップ形式を)」「いい気付きや学びはあるけれど時間の長さを考えるとちょっと」という意見がありました。しかし、主催者としては今後も対話重視の姿勢は堅持するし、時間を短くすることはありません。
第3回東北アクティブラーニングフォーラムは2020年2月8日か15日で検討中です。みなさんのご参加をお待ちしております。
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