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執筆者の写真山崎泰央

報告3:次回はどれだけの参加者が期待できるかな?

更新日:2018年11月1日

人って自分について語ることができるのは相手がいる場合ですよね。

自分で自分に語るときは言葉は不要でしょ。


そうじゃないよ、という人。

手を挙げて〜。


はい、いま私に頭の中で語りかけたでしょ。ちがーうって。

そう、自分の中で語るときって、語る相手を意識しているのです。


今回のフォーラムでは、ワークショップの節目に、1対1のストリーテリングを挟みました。1人が聞き手、もう1人が話し手となって一方的に語ります。


講演や報告を聴いたり、ワークショップに参加する中でも、人間は内部で非言語のコミュニケーションを繰り返しています。


例えば、ワールドカフェでは、雑多な意見を鍋にまとめて煮るようなもの。

それぞれの味が染み渡り、新たな風味となっていきます。

だからといって、全員が気に入った味になるかというとそうではない。

だから、個人が鍋の感想について勝手に語る場が必要なのです。

同じものを見聞きしていても、学びたいことが違えば答えも違ってきます。


話し手は一方的に語ることで、自分の中にある非言語の考えを言語化していきます。

聞き手も違う考えを聞きながら、自分にフィードバックしたりして、また考えを深めたりします。

ストーリーテリングを通じて、多様な考えも尊重することができるんですね。


さて、アンケートについてです。

「同僚やお知り合いに、当フォーラムを薦める可能性はどれくらいありますか」

という問いに0〜10の11段階で評価をしてもらいました。


これは「ネット・プロモーター・スコア」といい、顧客ロイヤリティを測る指標です。

ある調査で離反客の80%が満足度調査で「満足」と答えていたことから、顧客満足ではロイヤリティが測れないということから作られた指標です。

指標の計算は簡単で推奨者から批判者の差となり-100%〜100%で表されます。


今回は、なんと+1%。


実際は業界ごとに違うので、他のフォーラムの指標がないのでなんとも言えませんが、ある業界の指標を参考にすると、再購買率は50%といったところでしょう。


批判者の意見では「仙台から遠いので薦めにくい」といった意見もありました。

来年度は仙台でやってみたいですね。

どこか会場を貸してもいいという学校があれば教えてくださいね。


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